文晁と北斎—このふたり、ただものにあらず

宇都宮市 栃木県立美術館 TEL.028-621-3566

開催期間:2023年10月21日(土)~12月24日(日)

江戸中期から後期(18世紀末から19世紀前半)にかけて、ほとんど同じ時代を生きた谷文晁(1763〜1840)と葛飾北斎(1760〜1849)は、それぞれに高い人気を誇っていた。今展では、二人の作品を展観することで、当時の絵画受容のあり方を想像することを試みる。文晁による初公開の《東海道・中山道・木曽街道真景図巻》など約40点と、同じく初公開を含む北斎の肉筆画など約40点、さらに《冨嶽三十六景図》全46図(半期ずつ)を展示紹介する。