所蔵作品展 近代工芸と茶の湯Ⅱ

東京国立近代美術館が所蔵する近現代工芸コレクションの中から、“茶の湯のうつわ”をテーマに選んだ作品を展観する。加藤孝造の“瀬戸黒”、松田権六の“蒔絵”、三輪休和の“萩焼”など、重要無形文化財保持者（人間国宝）の作品から、現代作家の最新作まで約180点により、近代から現代にかけての茶の湯の造形を概観。インテリアデザイナー内田繁（1943〜）が制作し、海外にも巡回した組み立て式の茶室の中に入って、その空間の中でうつわに向き合うこともできる。