戦争 版に刻む記憶

町田市 町田市立国際版画美術館 TEL.042-726-2771

開催期間:2017年6月24日(土)~7月23日(日)

戦争の悲惨な光景を版に刻んだ、代表的な3組の銅版画集を紹介。17世紀、ヨーロッパ諸国を巻き込んだ三十年戦争を描いたジャック・カロ(1592〜1635)の『戦争の惨禍』(1633年刊)。19世紀の半島戦争、スペイン民衆とフランス軍の戦いを描いたフランシスコ・ゴヤ(1746〜1828)の『戦争の惨禍』(1810〜20年制作)。第一次世界大戦を描いたオットー・ディックス(1891〜1969)の『戦争』(1924年刊)。あわせて120点の作品により、なぜ画家は「戦争」をくりかえし版に刻むのか考える。