徳川将軍家と京都の寺社—知恩院を中心に—徳川家康没後400年記念

法然上人（1133〜1212）を開山第一世とする浄土宗の総本山である京都・知恩院は、徳川家康が生母伝通院の菩提寺と定めたことにより、寺域がほぼ現在の境内地にまで拡げられ、以後徳川将軍家の庇護を受けることになった。今展では、2014年に重要文化財に指定された《徳川家康坐像》《徳川秀忠坐像》（いずれも知恩院蔵）を公開するのをはじめ、徳川将軍家と京都の寺社の知られざる歴史を紹介する。