幻想絶佳:アール・デコと古典主義開館30周年記念展

港区 東京都庭園美術館 TEL.03-5777-8600(ハローダイヤル)

開催期間:2015年1月17日(土)~4月7日(火)

アール・デコ誕生の背景として、同じ時期に彫刻家ブールデルや画家のモーリス・ドニ、アンドレ・ドラン、ピカソらが新しい可能性を見出した「古典主義」に着目し、フランスの美術館所蔵品を中心とした33作家による家具、磁器、銀器、ガラス、ドレス、絵画、彫刻など80余点の作品を紹介。1925年のアール・デコ博覧会などのように家具や美術作品で室内空間を構成する、東京に残るフランス・アール・デコ様式の邸宅でしか実現できないアンサンブル展示を行なう。新館では、両大戦間期に行なわれた3つの博覧会や建築、豪華客船の内装などで活躍したパリ国立美術学校(アカデミー)で学び、ローマ賞を受けてローマのヴィラ・メディチで学んだ画家・彫刻家を日本で初めて紹介する。