小林斗盦 篆刻の軌跡

台東区 東京国立博物館 TEL.03-5777-8600(ハローダイヤル)

開催期間:2016年11月1日(火)~12月23日(金・祝)

篆刻(てんこく)家として初めて文化勲章を受章した小林斗盦(こばやしとあん、1916〜2007)は、10代より書と篆刻を学び、34歳の若さで日展の特選を受賞してからは、常に書壇の重鎮として篆刻界を牽引し続けた。一方、30代で文字学と印学を学び、中国の古印や書画の研究に没頭。多くの論考、著作を発表した。生誕100年にあたり小林斗盦の篆刻・書画や、旧蔵の中国の書画などを展示し、その業績を回顧する。