国芳イズム—歌川国芳とその系脈武蔵野の洋画家　悳俊彦コレクション

江戸時代末期の人気浮世絵師・歌川国芳（1798〜1861）の個人コレクターとして世界的に知られる悳（いさお）俊彦氏の数百点以上に及ぶ国芳コレクションより、代表作、世に1点ないし数点しか確認されていない稀少作品を厳選して紹介する。門人28名、河鍋暁斎、月岡芳年、“国芳イズム”を継承する小林永濯らの作品もあわせ、初公開作品30点を含む総数約230点を展示（会期中、展示替あり）。さらに、悳氏の本業である洋画家として武蔵野の風景を描いた作品10点も展示し、コレクターの素顔を紹介する。