古往今来・発車オーライ!小湊鉄道開業100周年記念展

市原市 市原湖畔美術館 TEL.0436-98-1525

開催期間:2025年4月26日(土)~9月15日(月・祝)

2025年春、房総の里山を走る「地域の宝」小湊鉄道が開業100周年を迎えた。1925年、沿線住民1,000人が株主となって開業に至り、市原市北部と南部をつなぐ交通の要として地域の発展と人々の生活を支えてきた。今展では、4人の現代アーティストが小湊鉄道の古往今来に光を当てる。出品作家は“言葉”と“イメージ”の「ズレ」をテーマにしたユニークな作品で知られる中﨑透(1976〜)、工業用ミシンを使い刺繍というメディアの枠を拡張してきた青山悟(1973〜)、光源をつけた鉄道模型を使用した光と影のインスタレーションで知られるクワクボリョウタ(1971〜)、古今の書物を横断し題材とした創作を続ける中野裕介(1976〜)/パラモデル。工学博士でもあったかこさとし(1926〜2018)が描いた絵本『小湊鐵道沿線の旅 出発進行! 里山トロッコ列車』(偕成社)の原画約20点も展示する。