勝田蕉琴展〈小江戸文化シリーズ〉6

川越市 川越市立美術館 TEL.049-228-8080

開催期間:2025年10月25日(土)~12月7日(日)

日本画家・勝田蕉琴(かつた・しょうきん、1879〜1963)は、橋本雅邦に師事した後、東京美術学校に入学。1905年に同校を卒業した直後に、岡倉天心らの推薦でインドへ渡り、タゴール家や現地の美術学校で日本画を教えた。帰国後、しばらくはインドでの取材を活かした作品を発表したが、文展での受賞を境に花鳥画へと転向。今展では、文展・帝展に出品された代表作を中心に、作品やスケッチ、インド滞在時の資料など約80点により、一時代を担った画家の歩みをたどる。