三次市 奥田元宋・小由女美術館 TEL.0824-65-0010
開催期間:2025年11月13日(木)~2026年1月13日(火)
江戸時代初めに美濃国(岐阜県)に生まれた円空(1632〜95)は、出家後に像を彫り始めた32歳から亡くなる64歳までの30年余りの間に、日本各地を巡錫しながら12万体の像を掘り残したとされている。現在確認されているだけでも5,400余体に上っている。今展では、今も伝え継がれる円空像の中から、初公開を多数含む優れた像およそ150体を厳選して紹介。自らの悟りの境地を追い求めた〈上求菩提(じょうぐぼだい)〉と、晩年の庶民を仏の道に導き救済をめざした〈下化衆生(げけしゅじょう)〉の二つの世界観で構成し、円空の信仰と布教の変遷をさまざまな祈りのかたちでたどる。
美術館「えき」KYOTO 2025年8月30日(土)〜10月6日(日)(終了)
