リビング・モダニティ住まいの実験 1920s-1970s

建築家たちが住宅建築の複雑に絡み合った社会的、技術的、そして芸術的な課題をいかに解決しようとしたかを検証する展覧会。1920年代から1970年代という半世紀に実現した、ル・コルビュジエ「ヴィラ・ル・ラク」（1923年）、藤井厚二「聴竹居」（1928年）、ミース・ファン・デル・ローエ「トゥーゲントハット邸」（1930年）、土浦亀城「土浦亀城邸」（1935年）、アルヴァ・アアルト「ムーラッツァロの実験住宅」（1954年）、菊竹清訓、菊竹紀枝「スカイハウス」（1958年）、フランク・ゲーリー「フランク＆＆ベルタ・ゲーリー邸」（1978年）といった傑作とされる14邸の住宅を中心に、「衛生：清潔さという文化」、「窓：内と外をつなぐ」、「調度：心地よさの創造」、「メディア：暮らしのイメージ」、「素材：機能の発見」、「キッチン：現代のかまど」、「ランドスケープ：住まいと自然」という7つの基本戦略に光を当てる。