リアル（写実）のゆくえ高橋由一、岸田劉生、そして現代につなぐもの

五姓田義松、高橋由一、川村清雄らによる「写実の導入〈明治黎明〉」に始まり、岸田劉生と草土社、その地方への伝播を紹介する「写実の展開〈大正〉」、高島野十郎、長谷川潾次郎、牧島如鳩らを取り上げる「昭和〈戦前・戦後〉」を経て、上田薫、野田弘志、吉村芳生、木下晋、磯江毅、安藤正子らによる「現代の写実」まで約100点を展示。日本の絵画における写実のゆくえを追う。
川崎・砂子の里資料館館長・斎藤文夫氏の浮世絵コレクションより、神奈川県内の名所や東海道の宿場を題材とした作品約200点を紹介する「斎藤文夫コレクション—浮世絵・神奈川名所めぐり」を同時開催（前期（〜5月14日）、後期（5月16日〜）で全点展示替）。