ユトリロとヴァラドン—母と子の物語—スュザンヌ・ヴァラドン生誕150年—

佐賀市 佐賀県立美術館 TEL.0952-24-3947

開催期間:2015年10月24日(土)~12月6日(日)

モーリス・ユトリロ(1883〜1955)は、スュザンヌ・ヴァラドン(1865〜1938)が18歳のときに私生児として誕生。母ヴァラドンは、ピュヴィス・ド・シャヴァンヌ、ルノワール、ロートレックらのモデルを務めながら、自らも絵を描くようになった。2009年にピナコテーク・ド・パリで開催されたユトリロとヴァラドンの展覧会では、当時の女性画家が描かなかった裸婦像などヴァラドンの作品が大いに注目を集めた。
今展は、画家スュザンヌ・ヴァラドンを、パリ国立近代美術館(ポンピドゥー・センター)や個人蔵などの作品により包括的に紹介。日本初公開を含むユトリロ作品約40点とヴァラドン作品約40点を、「1865-1910」「1911-1920」「1921-1930」「1931-」の4章構成で展示する。