マルモッタン・モネ美術館所蔵 モネ展「印象、日の出」から「睡蓮」まで

京都市 京都市美術館 TEL.050-5542-8600(ハローダイヤル)

開催期間:2016年3月1日(火)~5月8日(日)

クロード・モネ(1840〜1926)は、1883年にパリからジヴェルニーに移り、86歳で亡くなるまで生涯の大部分をこの地で過ごした。最期まで手元に残していた自身の作品88点やコレクション58点は、家とともに次男ミシェルが継承し、1966年ミシェルの死去により、既に「印象派」という名の由来となったモネの作品《印象、日の出》(1872年)を寄贈されていたマルモッタン美術館に全て遺贈され、館の名も「マルモッタン・モネ美術館」と改められた。今展では、モネ最期のコレクションより約90点を紹介するが、「収集家としてのモネ」のコーナーで展示されるドラクロワ、ブーダン、ピサロ、ロダン、シニャックらの作品が興味深い。また、印象派の最初のコレクターの一人だったジョルジュ・デ・ベリオ医師のコレクションより《印象、日の出》[2016年3月1日〜3月21日]、《テュイルリー公園》[3月22日〜5月8日]が特別出展される。

新潟県立近代美術館 2016年6月4日(土)〜8月21日(日)