マルセル・ブロイヤーの家具

千代田区 東京国立近代美術館 03-5777-8600(ハローダイヤル)

開催期間:2017年3月3日(金)~5月7日(日)

戦後は建築家として活動したハンガリー生まれのマルセル・ブロイヤー(1902〜1981)は、1920年にドイツの造形学校バウハウスに入学し、初代校長ヴァルター・グロピウス(1883〜1969)の実験的な造形教育のもとで、デザイナーとしての才能を開花させた。1920〜40年代を中心にブロイヤーが手がけた家具デザインを一堂に紹介する国内初の展覧会。ドイツのバウハウス・デッサウ財団より10点、スイスのヴィトラ・デザイン・ミュージアムより8点、その他国内外のコレクションとあわせて総数36点と、関連資料を展示する。1925年に考案された《クラブチェアB3》(ワシリーチェア)の4つの異なるモデルの比較が興味深い。