マティスとルオー展—手紙が明かす二人の秘密—

パリの国立美術学校（エコール・デ・ボザール）のギュスターヴ・モロー教室で共に学んだアンリ・マティス（1869〜1954）とジョルジュ・ルオー（1871〜1958）。ライバル同士の緊張感をはらんだ若い時代から老年期まで、ほぼ半世紀にわたる手紙のやりとりを手がかりに、日本初公開の多くの作品と貴重な資料を含む約140点を展示する。パナソニック汐留ミュージアム監修による、この往復書簡集の日本語版『マティスとルオー　友情の手紙』は、みすず書房より刊行。補完する分冊（マティスとルオー展図録）とのセットは会場のみの限定発売となる。