フランク・ロイド・ライト 世界を結ぶ建築帝国ホテル二代目本館100周年

豊田市 豊田市美術館 TEL.0565-34-6610

開催期間:2023年10月21日(土)~12月24日(日)

「カウフマン邸(落水荘)」や「グッゲンハイム美術館」などで知られるアメリカの建築家フランク・ロイド・ライト(1867〜1959)は、「帝国ホテル二代目本館(現在は博物館明治村に一部移築保存)」や「自由学園明日館」などを手がけ、浮世絵愛好家の顔も持ち、日本とゆかりが深い。帝国ホテル二代目本館が落成したのは今から100年前の1923年、関東大震災の発生当日。この災禍を生き延びたことで、ライトに大きな名声をもたらした帝国ホテルは、以後のライトの建築のなかで豊かな展開をみせることになった。2012年にフランク・ロイド・ライト財団から図面をはじめとする5万点を超える資料がニューヨーク近代美術館とコロンビア大学エイヴリー建築美術図書館に移管され、ライトに関する幅広い調査研究が続けられてきた。今展では、こうした近年の研究成果をふまえ、帝国ホテルを機軸に常に先駆的な活動を展開したライトの姿を明らかにする。
彫刻家・若林奮の初期から晩年までの彫刻約20点、版画・素描約100点(前後期で展示替えあり)を展示する豊田市美術館の「コレクション展 歿後20年 若林奮」を同時開催。

パナソニック汐留美術館 2024年1月11日(木)〜3月10日(日)
青森県立美術館 2024年3月20日(水・祝)〜5月12日(日)