デイヴィッド・ホックニー版画展

現代美術家デイヴィッド・ホックニー（1937〜）は、1962年にロンドンの王立美術学校を首席で卒業し、ポップアートの旗手と評されてデビュー。その後、ロサンゼルスに居を移し、絵画だけでなく、版画、写真、舞台美術など幅広い領域で活躍してきた。今展では、10代より継続的に制作し続けてきた重要なジャンルである版画作品を、国内で最大のホックニー版画コレクションを誇る東京都現代美術館の所蔵品を中心に紹介する。『放蕩者の遍歴』シリーズ（1961〜63年）から1990年代の作品まで約150点。