中央区 アーティゾン美術館 TEL.050-5541-8600(ハローダイヤル)
開催期間:2025年3月1日(土)~6月1日(日)

スイスのダヴォスに生まれ、テキスタイル・デザイナーとしてキャリアを開始し、その後、絵画や室内空間デザインへと領域を拡げて活動したゾフィー・トイバー=アルプ(1889〜1943)と、ドイツ領シュトラースブルク(現・フランスのストラスブール)に生まれ、詩人としての感性や、偶然的に生まれる形態に基づき、独自のコラージュやレリーフ、彫刻などを通じて創作の可能性を追求したジャン・アルプ(1886〜1966)。二人は1915年に出会い協働制作を行うようになり、1922年に結婚。今展では、戦間期ヨーロッパの前衛美術の最前線を駆け抜けたアーティスト・カップルの個々の創作活動を紹介するとともに、両者がそれぞれの制作に及ぼした影響や、デュオでの試みに目を向ける。ドイツとフランスのアルプ財団をはじめとする国外のコレクションより、トイバー=アルプの作品45点、アルプの作品36点、両者のコラボレーション作品7点、計88点を展観する。
彼女たちのアボリジナル・アート オーストラリア現代美術 2025年6月24日(火)〜9月21日(日)