セカイノコトワリ—私たちの時代の美術

世界のグローバル化が進み、日本人作家の海外での発表の機会が増えた1990年代から2025年現在までの美術表現を中心に、国際的な発表経験のある実力派から気鋭の若手作家までを含む20名の国内作家による実践を紹介。出品作家は、青山悟、石原友明、AKI INOMATA、小谷元彦、笠原恵実子、風間サチコ、西條茜、志村信裕、高嶺格、竹村京、田中功起、手塚愛子、原田裕規、藤本由紀夫、古橋悌二、松井智惠、宮島達男、毛利悠子、森村泰昌、やなぎみわ。今展のための新作を含むおよそ70点の出品作のうち、京都国立近代美術館の所蔵作品がおよそ40点を占めており、2020年代以降、日本の現代美術の収集を積極的に進めてきた成果を紹介する機会ともなろう。