ゴードン・マッタ＝クラーク展

1970年代、ニューヨークを中心にアート・建築・ストリートカルチャー・食など多くの分野で活躍し、35歳で夭折したゴードン・マッタ＝クラーク（1943～78）のアジアで初の回顧展。取り壊し前の建物を切断する「ビルディング・カット」シリーズの中で最大規模の立体作品《スプリッティンするのをはじめ、彫刻・映像・写真・ドローイング・関連資料など、これまでアメリカ国内からほとんど出ることのなかったグ：四つの角》（サンフランシスコ近代美術館蔵）が初来日約200点を展示。展示だけでなく、その活動を追体験できるようなさまざまな工夫が凝らされている。