オークラコレクション古今の美を収集した、大倉父子の夢

太宰府市 九州国立博物館 TEL.050-5542-8600(ハローダイヤル)

開催期間:2018年10月2日(火)~12月9日(日)

大倉土木(現・大成建設)を設立して鹿鳴館、帝国ホテル、日本銀行などの建設を請け負い、建設、化学、製鉄、繊維、食品の各分野で日本の近代化を支え、数々の名門企業の礎を築いた大倉喜八郎(1837〜1928)は、1917年日本最初の私立美術館として大倉集古館を創立。2代目でホテル・オークラの設立者・大倉喜七郎(1882〜1963)も、1930年、イタリア政府がローマで開催した「日本美術展覧会」で横山大観を始めとする日本画家たちを全面支援し、このときの出品作品も大倉集古館に寄贈した。2019年まで施設改修工事のため休館している大倉集古館のコレクションを「第1章 日本美術の王道」「第2章 アジアに開いた眼」「第3章 日本から世界へ 珠玉の近代絵画(ローマ日本美術展)」の3章構成で、計112件を展示替えを行ないつつ紹介する。【出品目録】