アーキテクツ/1933/Shirokaneアール・デコ建築をみる

港区 東京都庭園美術館 TEL.03-5777-8600(ハローダイヤル)

開催期間:2014年11月22日(土)~12月25日(木)

1983年に開館した東京都庭園美術館は、1933年にフランスのアール・デコ様式を取り入れて建設された旧朝香宮邸の建物を使用してきたが、3年におよぶ休館中の調査・修復活動と新館の建設を行い、リニューアル・オープンされた。今展では、1933年の建築当時の宮内省内匠寮(くないしょうたくみりょう)の建築家たちやフランスのアンリ・ラパンをはじめとするアーキテクツを紹介するとともに、創建当初の姿に近づけることをめざした改修に携わった現在の職人たちによる調査・修復記録を展示し、歴史的建造物を未来に残す意義について問いかける。
また、本館と新館のホワイトキューブの展示空間を結びつける展観として、内藤礼(1961〜)の小さな立体作品《ひと》11点や絵画《color biginning》10点などによる「内藤礼 信の感情」展を同時開催。