THE PLAY since 1967まだ見ぬ流れの彼方へ

大阪市 国立国際美術館 TEL.06-6447-4680

開催期間:2016年10月22日(土)~2017年1月15日(日)

1967年より関西を拠点に活動するプレイの活動の全貌を展覧する初の試み。プレイは、かたちに残る何かを「作る」のではなく「体験する」ことに取り組み続ける唯一無二の美術家集団で、現在活動しているのは池水慶一(1937〜)、小林慎一(1954〜)、鈴木芳伸(1948〜)、二井清治(1946〜)、三喜徹雄(1944〜)の5名だが、メンバーは流動的で、何らかのかたちで参加した人の数は100名を超えるという。発泡スチロール製のイカダで皮を下る、京都から大阪へ羊を連れて旅をする、山頂に一辺約20メートルの三角塔を建て雷が落ちるのを10年間待つ、といった活動は、印刷物・書簡・写真・映像・音声などによって周到に記録されてきた。今展は、これらの記録に原寸大で復元した資料なども交えて構成されている。