Re: play 1972/2015 —「映像表現 ’72」展、再演

千代田区 東京国立近代美術館 03-5777-8600(ハローダイヤル)

開催期間:2015年10月6日(火)~12月13日(日)

1972年10月、京都市美術館でわずか6日間だけ開催された「第5回現代の造形〈映像表現 ’72〉もの、場、時間、空間—Equivalent Cinema—」展。1階中央の大陳列室400㎡を使用し、16名の美術家による映像作品が壁やモニターにエンドレス上映されるという、映像作品を美術館で展示する世界的にも先駆的な試みだった。今展は、この43年前の展覧会を再現するのではなく、京都から東京へ舞台を移して「再び舞台に乗せる」=「再演(replay)」するもの。カタログも、1972年に制作された封筒に収められた32枚のカードと二つ折りの用紙2枚を「再演」している。