Nerhol 水平線を捲る

千葉市 千葉市美術館 TEL.043-221-2311

開催期間:2024年9月6日(金)~11月4日(月・振休)

Nerhol(ネルホル)は、グラフィックデザインを基軸とする田中義久(たなか・よしひさ、1980〜)と彫刻家・飯田竜太(いいだ・りゅうた、1981〜)により2007年に結成されたアーティストデュオ。人物の連続写真を貼り重ねて彫る初期のポートレートから、近年は帰化植物や珪化木(地中で長い時間をかけて珪酸が浸透し石化した植物)、アーカイブ映像まで対象を広げ、独自の世界観を深化し続けてきた。美術館で初の大規模な個展となる今展では、これまでの重要作や未発表作に加え、千葉市の歴史や土地と関わりの深い蓮(はす)をテーマとした最新作や、二人が選んだ美術館のコレクションを展示。時間と空間の多層的な探求によるこの場所でしが体験できない空間を創出する。