MOVING！—ミュージアムが「動く」ありがとう近代美術館PART2

富山県立近代美術館は、この展覧会をもって35年間の活動を終了し、2017年8月26日(土)、富山駅北の富岩運河環水公園内に移転新築し、「富山県美術館」として開館する。
今展は、コレクション作品に加えて、現地で採取した土と水で描く「泥絵」や、マスキングテープの上にペンで描く「マスキングプラント」などを制作する淺井裕介（1981〜）、土を素材とする立体造形、彫刻、版画を制作する伊藤公象（1932〜）、写真を出発点に、映像やインスタレーション、パフォーマンスなどの横断的な手法を用いた作品制作を行う田村友一郎（1977〜）が参加して、美術館の場を活かした展示を作り上げた。