Hello! Super Collection 超コレクション展—99のものがたり—

1983年に構想が発表されてから約40年。古くから大阪の経済や文化の中心地として栄えてきた中之島に大阪中之島美術館が開館した。開館を記念する今展では、これまでに収集した6,000点を超えるコレクションから約400点の作品を3章に分けて紹介。「第1章：Hello! Super Collectors」では、美術館設立構想の契機となった佐伯祐三作品を中心とする「山本發次郎コレクション」をはじめ、初期に寄贈を受けた「田中徳松コレクション」、「高畠アートコレクション」を紹介。また、1990年の美術館準備室の設置以降、積極的に収集してきた「大阪と関わりのある近代・現代美術」から、小出楢重、北野恒富、吉原治良の代表作などを展示する。「第2章：Hello! Super Stars」では、モディリアーニ《髪をほどいた横たわる裸婦》（1917年）をはじめ、現在では入手困難な近代・現代美術のコレクションを紹介。「第3章：Hello! Super Visions」では、約200点のグラフィック作品と家具作品などを一堂に展示する。作品にまつわる99のものがたりもあわせて紹介。