Arts Towada 十周年記念「インター ＋ プレイ」展 第3期

十和田のまちを美術館にするプロジェクト“Arts Towada”が10周年を迎えるのを記念して開催する全3期にわたる企画展「インター ＋ プレイ」の第3期。十和田市出身の映像作家・水尻自子（みずしり・よりこ、1984〜）の今展のための新作アニメーション《不安な体》は、Miyu Productions（フランス）とニューディアー（日本）の国際共同制作体制で作られた。人体と抽象形態が融合した独特のフォルムを追求している漆彫刻家・青木千絵（あおき・ちえ、1981〜）は、新作と旧作を組み合わせて展示する。第2期のトマス・サラセーノ（1973〜、アルゼンチン生まれ、ベルリン在住）の展示の一部や、通年展示の鈴木康広（1979〜）のベンチにもなる大型の野外彫刻《はじまりの果実》、現代アートチームの目［mé］が、まちなかの建物に出現させたまっ白なギャラリー空間《space》は、引き続き展示。