AINU ART—モレウのうたアイヌ工芸品展

アイヌ工芸品展は、アイヌ民族文化財団が1997年からアイヌ文化の振興と研究の推進を目的に全国の美術館、博物館で開催している展覧会。国内外の優れたアイヌコレクションを紹介するほか、現在活躍する作家の活動を取り上げてきた。今年度は、アイヌ文様の特徴のひとつであるモレウ（渦巻き文様）をキーワードとし、現代作家の近作、新作によりアイヌアートの今を見つめるとともに、国立アイヌ民族博物館、アイヌ民族文化財団などが所蔵する19世紀から20世紀のアイヌコレクションを展観。尾張徳川家と北海道八雲町との関わりについても紹介する。