カールステン・ニコライ:Parallax パララックス

市原市 市原湖畔美術館 TEL.0436-98-1525

開催期間:2017年3月18日(土)~5月14日(日)

カールステン・ニコライ《ユニディスプレイ》, unidisplay, 2012
Photos: Axel Schneider
Courtesy Galerie EIGEN + ART Leipzig/Berlin and Pace Gallery

美術・音楽・科学の領域を行き来する作品を国際的に発表し続けているカールステン・ニコライ(1965〜、ドイツ・カールスマルクス市生まれ)の、日本の美術館では「カールステン・ニコライ展—平行線は無限のかなたで交わる」(2002年、東京・ワタリウム美術館)以来、約15年ぶりとなる過去最大規模の個展。その間日本国内では、越後妻有アートトリエンナーレ(2003年、2012年)、横浜トリエンナーレ(2011年)、札幌国際芸術祭(2014年)などで作品を発表し、2014年文化庁メディア芸術祭大賞を授賞している。今展は、パララックス(視差:2つの異なる点から見ることで対象が異なって見える視覚効果)をテーマに、その表現の根源を探る。市原湖畔美術館の独特の展示空間に合わせてリモデルされた18m長のプロジェクション作品《unidisplay(ichihara version)》をはじめ、映像、サウンド・インスタレーション、写真などによる6作品を展示。