港区 根津美術館 TEL.03-3400-2536
開催期間:2017年3月4日(土)~3月31日(金)
朝鮮半島全域を統一した高麗国(918〜1392)では、仏教文化が一大隆盛期を迎えた。この時代に制作された仏教絵画—高麗仏画は、世界で約165件が確認されているが、中国の宋・元時代から日本の室町時代に至る東アジアの仏教絵画を考える上でも欠かせない作品群として高く評価されている。今展は、大徳10年(1306)銘《阿弥陀如来像》(重要文化財)を所蔵する根津美術館と、至治3年(1323)銘《水月観音像》(重要文化財)を所蔵する京都の泉屋博古館との共同企画により、「高麗仏画—わが国に請来された隣国の金色の仏たち—」(奈良・大和文華館、1978年10月)以来、ほぼ40年ぶりに高麗仏画を一堂に集めるもので、東京では初の開催となる。東京会場では、仏画の名品26件に、装飾経や仏具の優品を加えた38件を展示。
泉屋博古館(京都) 2016年11月3日(木・祝)〜12月4日(日)(終了)
燕子花図と夏秋渓流図 2017年4月12日(水)〜5月14日(日)