絵画にみる江戸のくらし—浮世絵版画を中心に—

石川県立美術館の浮世絵コレクション2224点の中から、「遊楽の風景」「旅と信仰」「くらしのなかの喜び楽しみ」のテーマに沿った約200点の浮世絵版画に加え、江戸時代のくらしを彩った徳利や花見弁当などの工芸作品14点も展示。近世風俗画の優品として知られていたが長らく秘蔵されており、今年度、館蔵品となった《金沢士庶遊楽図屏風》を、あわせて紹介する。
日本海側初の国立美術館として、東京国立近代美術館工芸館が金沢市に移転するのに先立ち、同館所蔵の優品46点を紹介する「東京国立近代美術館工芸館名品展　近代工芸案内」を同時開催。