コレクターの眼 ヨーロッパ陶磁と世界のガラスサントリー美術館新収蔵品

港区 サントリー美術館 TEL.03-3479-8600 

開催期間:2017年1月25日(水)~3月12日(日)

サントリー美術館のコレクションに近年加わった作品のうち、2つのコレクションを初めて一括公開する。「ヨーロッパ陶磁 野依利之コレクション」は、エミール・ガレやドーム兄弟などアール・ヌーヴォー期のガラス芸術を数多く日本へ紹介してきた美術商の野依利之(のよりとしゆき)氏が幅広く収集してきた美術工芸作品の中の、ヨーロッパ陶磁器。18世紀のデルフト(オランダ)を中心に、16世紀のマヨリカ(イタリア)から、19世紀のエミール・ガレの陶器まで幅広い。「世界のガラス 辻清明コレクション」は、陶芸家・辻清明(つじせいめい、1927〜2008)氏が収集したさまざまな骨董品の中から、古代ローマ、オリエント、ヨーロッパ、和ガラスという世界のガラスと、自ら制作したガラス作品が寄贈された。2つのコレクションあわせて約200件を紹介する。