建築と社会を結ぶ—大髙正人の方法

文京区 国立近現代建築資料館 TEL.03-3812-3401

開催期間:2016年10月26日(水)~2017年2月5日(日)

前川國男建築設計事務所を経て、1962年に大高建築設計事務所を設立した大髙正人(1923〜2010)は、目標とする建築のテーマとして「PAU」、すなわちPrefabrication, Art & Architecture, Urbanism の統合を掲げ、建築部材の開発から都市計画にいたるまで、幅広い仕事に取り組んだ。初公開資料を多数含む図面・スケッチ・写真・書簡などの資料、大髙の出身地である福島県三春町の作品群の本展のための撮り下ろし映像、全てを同一スケールで制作した模型などにより、大髙の建築活動の全体像を紹介する。