日本におけるキュビスム—ピカソ・インパクト

鳥取市 鳥取県立博物館 TEL.0857-26-8042

開催期間:2016年10月1日(土)~11月13日(日)

1907年頃にパリで発生し、パブロ・ピカソとジョルジュ・ブラックらによって主導されたキュビスムは、1910年代から20年代にかけて日本へと伝えられ、多くの画家がキュビスムの実験に手を染めたが一時的なものに終わった。再びキュビスムの影響が強く表われたのは、1951年に東京と大阪で開かれたピカソの展覧会。洋画のみならず、日本画、彫刻、工芸といった幅広いジャンルの多くの作家がキュビスムの手法を取り入れた作品の制作にあたった。キュビスムが日本に与えた二度にわたる影響を、ピカソとブラックの作品、日本の作家たちの作品約150点により検証する。

埼玉県立近代美術館 2016年11月23日(水・祝)〜2017年1月29日(日)
高知県立美術館 2017年2月12日(日)〜3月26日(日)