ウィリアム・ホガース｜“描かれた道徳”の分析

「イギリス絵画の父」とも呼ばれる国民的画家ウィリアム・ホガース（1697〜1764）の“描かれた道徳”と評される連作版画を中心とする約50点を展示し、伊丹市立美術館のホガース・コレクションを紹介。最初期の連作版画《ヒューディブラス》（1725/26年）や、「四大連作」と呼ばれる代表作《娼婦一代記》（1732年）、《放蕩者一代記》（1735年）、《当世風結婚》（1745年）、《勤勉と怠惰》（1747年）に加え、ホガース自身の美術論をまとめた著書『美の分析』の図解説などを展示する。