見世物大博覧会

導入部「Ⅰ.見世物の世界へ」に始まり、軽業や曲芸、大力芸、火や水を自在にあやつる伎芸、歌舞伎や講談などを下敷きに演じられたのぞきからくりなど、人間によって演じられたさまざまな見世物を紹介する「Ⅱ.見世物とカラダ」、見世物興行の場となった都市の盛り場や社寺の境内で、見世物小屋やそれに集う見物人を描いた錦絵や写真を展示する「Ⅲ.見世物とトコロ」、細工、人形、動物、異国のイメージなどを紹介する「Ⅳ.見世物とモノ」に加えて、明治以降、欧米から伝来した新たな内容を取り込んだ見世物と、博物館や美術館、科学技術などとの関わりや、演劇や映画などの創作活動に与えた影響を紹介するエピローグ「Ⅴ.見世物の成長」という展示構成により、多種多様な日本の見世物の姿を一堂に見せる大博覧会。