童画の国から物語・子ども・夢

目黒区 目黒区美術館 TEL.03-3714-1201

開催期間:2016年7月16日(土)~9月4日(日)

大正から昭和にかけて絵雑誌『コドモノクニ』(1922年創刊)を中心に表紙や挿絵を描いた武井武雄(1894〜1983)と初山滋(1897〜1973)。「童画」ということばは、子どもに与えるために大人が描いた絵をさすことばで、1925年に武井武雄が使い始めた。目黒ゆかりの工業デザイナー秋岡芳夫(1920〜1997)は『コドモノクニ』を愛読して育ち、戦後「日本童画会」が創設されると早速入会し、初山滋に学んで1950年前後には多くの童画を描いている。武井武雄と初山滋の戦後期の童画作品を中心に、秋岡芳夫の作品も交えて、童画の魅力を紹介する。