開館90周年記念展 木々との対話—再生をめぐる5つの風景

台東区 東京都美術館 TEL.03-3823-6921

開催期間:2016年7月26日(火)~10月2日(日)

木と向き合う5人の作家、木と陶ブロックを積み上げるダイナミックなインスタレーションに取り組んでいる國安孝昌(くにやす・たかまさ、1957〜)、本物と見まがうほど精緻に植物を彫刻し、巧みなインスタレーションを行なう須田悦弘(すだ・よしひろ、1969〜)、新作として屋外の風景芸術に挑戦する田窪恭治(たくぼ・きょうじ、1949〜)、動物や神話や伝説の生き物を仏像彫刻の技法を取り入れて彫刻し、独自の技法による着色を施す土屋仁応(つちや・よしまさ、1977〜)、過去のスフィンクス・シリーズなどとともに最新作の彫刻とドローイングを発表する舟越桂(ふなこし・かつら、1951〜)による企画展。「木と再生」をキーワードに、新作を含む木彫とインスタレーションによる「5つの風景」を提示する。須田悦弘の新作は、展示室だけでなく美術情報室などにも展示されているのでお見逃しなく。