住友春翠生誕150年記念 バロン住友の美的生活第2部「数寄者住友春翠—和の美を愉しむ」

港区 泉屋博古館分館 TEL.03-5777-8600(ハローダイヤル)

開催期間:2016年6月4日(土)~8月5日(金)

京都の公家・徳大寺家に生まれ、住友家15代当主となった住友春翠(1864〜1926)は、住友グループの基礎を築く一方で、さまざまな文化活動に取り組んだ。今展は、春翠が蒐集した代表的な美術品を明治時代と大正時代の2部に分けて展示。第2部では、50代になった春翠が、伝統的な美意識に基づいて蒐集した茶道具、近世日本画、陶磁器、屏風などを展示する他、大正4年(1915)に、天王寺茶臼山(現在の大阪市立美術館・慶沢園)に建設し、本邸として茶会や園遊会などを開いた壮麗な和風建築・庭園を資料により紹介する。