大観・靫彦・龍子らと修善寺伊豆市所蔵近代日本画コレクション展

静岡市 静岡市美術館 TEL.054-273-1515

開催期間:2016年6月7日(火)~7月10日(日)

若い頃、東京で美術を学んだ相原寛太郎(1875〜1945、号:沐芳(もくほう))は、明治30年代半ば、修善寺温泉の新井旅館三代目主人となり、病気療養のため明治42年春から夏まで逗留した安田靫彦(1884〜1978)を通して、横山大観、菱田春草、今村紫紅、小林古径、前田青邨らと交流、若き画家たちの支援を行なった。画家たちはまた、弘法大師・空海の創建と伝えられる福地山修善寺の僧・丘球学(1877〜1953)らとも交わっている。伊豆市所蔵の作品を中心に、日本画家25名の作品79件を一堂に展示する。