東松照明 —長崎— 展

広島市 広島市現代美術館 TEL.082-264-1121

開催期間:2016年5月28日(土)~7月18日(月・祝)

戦後日本を代表する写真家・東松照明(1930〜2012)は、1961年に初めて長崎を取材し、土門拳らとの共著『hiroshima-nagasaki document 1961』を刊行。以来50年にわたって長崎を撮り続けた。1966年、写真集『〈11時02分〉NAGASAKI』を発表。1998年には長崎へ移り住み、自身と同世代の被爆者と伴走するまなざしを持って長崎各地を歩き、多様な歴史と文化が入り交じる町並み、自然、人々や動物の仕草、祭事などを重層的に撮影していった。約350点の作品を、撮影年や場所、テーマにとらわれず構成される「群写真」あるいは「曼荼羅」と呼ばれる生前の東松の方法にならって展示する。