マティスが認めた日本人画家—歿後20年—青山義雄展

茅ヶ崎市 茅ヶ崎市美術館 TEL.0467-88-1177

開催期間:2016年4月3日(日)~6月5日(日)

1926年の冬から春にかけて、南仏ニースの画廊に預けられていた青山幸雄(1894〜1996)の作品を目にしたアンリ・マティス(1869〜1954)が「この男は色彩を持っている」と称賛。以降、二人の親交はマティスが亡くなるまで続いた。1986年に帰国後、晩年の10年間を過ごした茅ヶ崎で開く、2006年以来2度目の回顧展。第一滞仏時代(1921〜35年)の初期作品から絶筆《花》(1995年、茅ヶ崎市美術館蔵)まで66点を展示するが、茅ヶ崎市美術館所蔵作品以外は、すべて全国の個人コレクターの所蔵品で大部分が初公開となる。