春画展

日本文化史の中で最高の美術品のひとつであった春画を本格的に紹介する日本初の展覧会として永青文庫（東京）で開かれた春画展［2015年9月〜12月］には、20万人を超える鑑賞者が訪れた。今展は、「京都と春画」をテーマに同展を再構成。鳥居清長、西川祐信、宮川長春、月岡雪鼎、歌川国貞、円山応挙、英一蝶ら一流絵師が、最高級の画材を用いて腕を振るった肉筆春画、菱川師宣、鈴木春信、喜多川歌麿、葛飾北斎、歌川国芳らによる版画の傑作など、初公開となる大型の屏風作品をはじめとする京都展限定13作品を含む約130点を展示。（会期中展示替あり）。