茶の湯の美、煎茶の美リニューアルオープン展 第2弾

世田谷区 静嘉堂文庫美術館 TEL.03-5777-8600(ハローダイヤル)

開催期間:2016年1月23日(土)~3月21日(月・祝)

昨年10月のリニューアルオープン展 第1弾「金銀の系譜—宗達・光琳・抱一をめぐる美術館の世界」は、館蔵の琳派の名品を一堂に展示して3万人近い来場者を迎えた。第2弾となる今展は、第一部「茶の湯(点てる茶の文化)」、第二部「煎茶(淹れる茶の文化)」の二部構成。第一部では、国宝《曜変天目》をはじめとする大名家由来の名品を出品。第二部では、今や中国・台湾でもこれだけの名品は揃わないといわれる茶銚(ちゃちょう、急須)、染付の茗碗(煎茶碗)など煎茶器の名品を15年ぶりに一堂に公開する。これに合わせて、「静嘉堂 茶道具 鑑賞の手引き」(2013年10月発行)に続き、「静嘉堂 煎茶道具 鑑賞の手引き」を発行した。前期(〜2月21日)、後期(2月23日〜)で一部展示替あり。