杉本博司　趣味と芸術／今昔三部作開館20周年記念展

千葉市美術館開館20周年記念展として、開館記念展の第2弾「Tranquility—静謐」展の招待作家のひとりだった現代美術作家・杉本博司（1948〜）の個展を開催する。展示室8階では、「今昔三部作」と題して、杉本の代表作というべき3つの写真シリーズ、《ジオラマ》（1975〜）、《劇場》（1975〜）、《海景》（1980〜）を最新作も含めて国内では点数が少ない大判プリント16点を展観。展示室7階では「趣味と芸術—味占郷」として、杉本自身の幅広いコレクションを使用し、27の床飾りをしつらえる。