青磁のいま—受け継がれた技と美 南宋から現代まで—

萩市 山口県立萩美術館・浦上記念館 TEL.0838-24-2400

開催期間:2015年10月10日(土)~11月29日(日)

中国に起源を持つ緑色を基調とした美しい釉色を特徴とする青磁の魅力を3章構成で紹介。第Ⅰ章「日本に伝わった青磁」で、中国・南宋時代の官窯、龍泉窯などの名品20点を展示し、日本の陶芸家が手本とした青磁の原点を探る。第Ⅱ章「近代の陶芸家と青磁—写しと創作—」では、青磁に魅せられ、努力を重ねて個性豊かな青磁作品を制作し近代陶芸史に名を残した、初代宮川香山、板谷波山、岡部嶺男、清水卯一ら11名の物故作家の作品50点、第Ⅲ章「現代の青磁—表現と可能性—」で、人間国宝から新進気鋭の若手作家まで、現役で活躍する10作家の青磁作品48点により多様な青磁表現を紹介する。