茅ヶ崎市 茅ヶ崎市美術館 TEL.0467-88-1177
開催期間:2015年9月6日(日)~11月3日(火・祝)
青森県出身の版画家(棟方自身は板画と称した)棟方志功(1903〜1975)は、大正期の画家・萬鉄五郎
(1885〜1927)に対して、日本の真実を油絵でなしとげた無類の人と手ばなしで認め、敬愛し惚れ込んでいたという。画家をめざして上京した棟方が、初めて入選を果たした第6回春陽会展会場で「萬鉄五郎遺作展」が開催されていた。今展では、この遺作展の再現を試み、棟方の初期の作品と対比しながら、その影響について考える。