下村観山展

千代田区 東京国立近代美術館 TEL.050-5541-8600(ハローダイヤル)

開催期間:2026年3月17日(火)~5月10日(日)

日本画家・下村観山(しもむら・かんざん、1873〜1930)は、紀伊徳川家に仕える能楽師の家に生まれ、橋本雅邦(はしもと・がほう、1835〜1908)に学んだ後、東京美術学校(現・東京藝術大学)に第一期生として入学。卒業後は同校で教鞭を執ったが、校長の岡倉天心(おかくら・てんしん、1863〜1913)とともに辞職し、日本美術院の設立に参加した。関東では13年ぶりの大回顧展となる今展では、第1部「画業をたどる—生涯と芸術」で初期から晩年までの代表作を編年順に紹介。イギリス留学時の作品(大英博物館蔵)5点が里帰りする。第2部「制作を紐解く—時代と社会」では、第1章:何をどう描いたか—不易流行、第2章:なぜこれを描いたか—日本近代と文化的アイデンティティ、第3章:作品の生きる場所、作品がつなぐもの、のテーマごとに作品制作に対する画家の思慮について紹介し、日本近代美術史における観山芸術の意義を検証する。

和歌山県立近代美術館 2026年5月30日(土)〜7月20日(月・祝)